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【雑記】バイクの楽しさについて
皆さんこんにちは。トライアンフ東京の蔡誠司です。今回は少し趣向を変えて「バイクの楽しさ」を個人的な見解でお話ししたいと思います。若干、まとまりに欠ける部分はご容赦ください^^
【初体験】
私が初めてバイクに乗ったのは免許を取るだいぶ前、小学四年生、10歳の時でしたwww。
もちろん公道ではありません。とある場所の敷地内ですが。親戚の叔父がHONDA XE50(確か2型?)を所有しており、よくモトクロスごっこをして遊んでいました。
小学四年生からすれば、50ccでもパワーをものすごく感じ、空を飛ぶような勢いで走るバイクに夢中になったものです。
現在、私は54歳。良く飽きずに乗り続けてるものだと思いますが、とにかく楽しいんです。バイクって。結局、44年前に知ったバイクの楽しさを上回るものに、未だ出会っていないからかもしれません。
では、何が楽しいのか。その辺りを思いつくままに綴ってみたいと思います。
【楽しいと思う事】
①行動範囲が広がる!自由にどこでも行ける!
私は小学校1年生で初めて自転車を買ってもらいました。その時の行動半径の広がり方に感動を覚えたものです。そして、免許を取って自分で買った初めてのバイク、原付でしたが、それこそ「アラジンの魔法の絨毯」を手に入れたような気分でした。
前述したように、すでにバイクに乗る面白さは知っていましたが、当然、免許を取る前です。行動範囲は限られていましたが、今度は免許があれば堂々と公道を自分のバイクで走れます。その時の気分は最高でした。
そして、高校生の夏休み、何の計画もなく、ノリで東京から「江の島」まで行ってしまい、そのまま七里ヶ浜で野宿したり、バイクの知識もないまま、キャブ車の原付で「富士スバルライン」を登ろうとして、途中でエンジンかぶって走らなくなったりもしました。
それでも、そんな失敗さえ、楽しい(^^♪と思えるほど、バイクに乗っている時は充実した時間でした。
きっと、いつでも、どこでも、好きな時に好きな場所へ行ける自由。その今まで味わったことのない解放感が気持ち良かったのだと思います。
大人になれば交通手段の選択肢は増えますし、より利便性の高いもので移動すれば良いでしょう。でも、車や電車、飛行機とは違って、機動性の高さ、ルート選択の自由度、始発や終電もなく時間に縛られず、移動時間さえも楽しい時間に変えてくれる乗り物、それがバイクなんだと思います。
一昔前に「自由だぁ~!!」と声高に叫ぶ芸人さん(犬井ヒロシ/サバンナ高橋茂雄)がいましたが、まさに、それがバイクの魅力だと思います。※芸人さんの写真やイラストは肖像権の絡みがありますので割愛しますが、気になる方はググってみてください。
②空気を切り裂く爽快感/人生変わるかも
全身で風を受けて走る気持ち良さは、オープンカーでも味わえません。夏は暑いし、冬は凍えそうに寒い。秋冬だって雨が降ったら最悪です。でも、そんな事はどうでも良くなるくらい、バイクに乗って走っている時の爽快感は他に代わるものがありません。
私の前職は金融機関勤めだったものですから、日々、かなりのストレスを溜め込んでいました。そんなストレス過多の時や仕事で煮詰まった時、気分転換にバイクで走ると気分がスッキリしたものです。
特に深夜から早朝にかけて、夜が明ける直前、空が紫に色づき始める時間帯のクルージングは最高です。
嫌なことは忘れて、ただ、バイクの運転にだけ意識を向ける。そんな非日常の時間に身を置くことで蘇生していく自分が居たのを覚えています。誰にも邪魔されない自分だけの時間を持っていたからこそ、今まで頑張ってこれたんだと思っています。
オーバーな言い方かもしれませんが、私はバイクに救われた面は相当あると感じています。そんな経験から、バイクに乗れば人生変わる!と本気で思っています。
③友達が増える/仲間が増える
バイクは一人で乗るから、寂しい趣味のように見えるかもしれませんが、そんなことは全くありません。乗ってるだけで友達は増えます。
ツーリングに行けば道すがら「ヤエー」のあいさつに始まり、PAや道の駅でも声を掛けられることが多いですし、ソロツーリングで知らない土地に行っても、地元の人からしょっちゅう声を掛けられたりします。
また、共通の趣味をもった人とは、すぐに打ち解けて友達になりやすいです。
学生時代の友達は歳を取るにつれて減っていくものです。それはきっと、同じ環境にいたから仲が良かっただけなのかもしれません。
でも、趣味が同じという事は、価値観も共感できる部分が多いものですから、環境や年齢に関係なく友達になったりします。ちなみに、私のバイク仲間で一番若い人は、免停講習で一緒になった息子より若い20歳です(笑)。
④奥が深くて色々な楽しみ方がある
趣味でバイクに乗ると言っても、楽しみ方は千差万別です。
カスタムやドレスアップが大好きで世界に一台だけ、自分仕様のバイクを作ることに夢中になる人、週末の日帰りツーリングから北海道周遊や大陸横断のように何泊もするようなロングツーリングなどバイクでの旅が楽しいと感じる人、サーキットやオフロードコースで普段できないような全開走行を楽しむ人、本格的なレース活動する人もいれば、林道を走って山深いところまで行ってソロキャンする人もいます。
しかも、バイクの種類も多種多様で、一生かかっても乗り切れないくらい沢山の種類のバイクがあります。
原付には原付の楽しさがあり、リッターバイクにはリッターバイクの楽しさがあり、スポーツバイク、ツアラー、クラシック、オフ車、アドベンチャー、それに新型車に旧車などなど、それぞれ魅力があって飽きることがありません。
もっと上手く乗れるようになりたいと思えば、自分のスキルにあったライディングスクールだってたくさんあります。お手本となるDVDや教本もたくさんあります。※私のお勧めは柏秀樹さん、ケニー佐川さんです。
失敗をしながらも、走り込んでいくうちに、上手く乗れた!と感じる瞬間があったりします。また、乗りこなせないと思っていたバイクでも、いつか乗りこなせる日が来るものです。
そんな時に味わう達成感、「イヤッホー!!!」と声を出したくなる気持ち、これらを味わったら、もうバイクの虜になると思います。
他にもバイクのレース観戦(TRIUMPHはMOTO2のエンジンサプライヤーです!)も面白く、レース毎のライダー同士やチーム同士の駆け引きが段々わかるようになってくると見応えも増しますし、好きなライダー、好きなチームがあれば、更に盛り上がるものです。
こんな奥が深い世界、なかなか無いと思います。
【まとめ】
徒然なるままにつづってきましたが、バイクの楽しさ、伝わっておりますでしょうか。ほんと、バイクの事を話し出せば、尽きることなくお話しできてしまいます。
それくらい、バイクには魅力があって、楽しくて飽きることがないと思います。
若いころバイクに乗っていた人でも、結婚したり、子供を授かったタイミングで降りるケースは非常に多いのですが、子育て一段落したらリターンする人が多いのもまた事実です。
いったん降りたバイクにまた乗りたいと思うのはなぜでしょう。それは、楽しい乗り物なんだと言う事を身体が覚えているからなんだと思います。
そんなバイクの魅力を一言で表すとしたならば、「自由」であることだと私は思います。
正解もなければ、誰かに押し付けられるものでもありません。リーガルな人もいれば、イリーガルな人もいます。もちろん法規違反はいけません。そして、自由には責任が伴います。だからこそ、ルールやモラルが大切です。
人から教えられることもあれば、自分なりにルールを課している人もいます。やはり、ジェントルマンライドが一番です。これからも、安全第一でバイクを楽しんでいきたいと思います。