トライアンフ東京

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The making of the original T-shirts

先日リリースしたオリジナルTシャツ。

各ショールームならびにWebストアを通じて多くのお客様にお買い求めいただいています。

また、ご購入された方々が各SNSでも拡散していただき感謝の気持ちでいっぱいです。

ご好評をいただき、とってもうれしいです!

本当にありがとうございます。

発売開始から今日でちょうど10日、早くもサイズとカラーによっては欠品が出ています。

急いで追加生産をしていますので、ご希望の仕様がない場合はご予約ください。

色々と思いを巡らせながらデザインをした甲斐があったというものです。

 

特にこだわったのが長袖のデザイン。

着用した時に胸を横切るラインと袖のラインがつながって見えるようにしたかったのです。

背中には半袖・長袖共通デザインとして、東京都のシルエット+両拠点の位置案内+ユニオンジャックの複合を。

そう、まるで天使の羽のようなイメージで。


完成までのプロセスを少しご紹介させてください。

まずは。

最初のラフスケッチ。

ただの落書きですね(汗)

これを、PCに落とし込んで…

バランスを見ながら、ディテールをミリ単位で詰めていきます。

試行錯誤を繰り返し…

イメージが完成しました。

これでもう、できたも同然と高を括ってしまいました。

が!

実際は、ここからが大変でした。

いざ着てみると、胸のラインと袖のラインがくっつかないのです。

当初はわきの下の縫い合わせ点を起点に同距離の位置からプリントを始めれば、2本のラインは自然とつながるだろうと軽く考えていたのです。

ところが…。

「この辺かな」と思われる位置を起点にラインに見立てたマスキングテープを貼った無地Tシャツを実際に試着してみると…、2本のラインは全然つながりません。

つなげようとしてデザインされているんだろうなという意図さえ伝わらないくらい、大きなずれが生じてしまいます。

まぁ、よく考えてみれば当然です。

腕と胸では厚みが全く違いますもんね。

もちろん体型はひとりひとり異なりますしサイズの大小によってもバランスが変わるので、プリント位置を変えなければいけません。

貼っては着て、貼り直してはまた着て。

これで良いかなというポイントを見つけたら、他の人に着てもらって。

小柄な方、大柄な方、男性、女性と可能な限りのサンプリングを繰り返して。

各サイズ毎のプリント位置をミリ単位で調整して。

ようやく着地点を見つけることができました。

あなたが袖を通して2本のラインがピタッとつながっているのを見せてもらえたら、きっと心の中でガッツポーズをしてしまうことでしょう。

と、こう書くと私ががんばったみたいですが…。

上記プロセスのほぼ全てを実際に行っていただいたのは、ナショナルマークの松下さんです。

毎回わがままなリクエストに嫌な顔ひとつ見せずにイメージを具現化していただいています。

特に今回は試作品にNGを出したりして、今まで以上にお手間とお時間をかけていただきました。

松下さん、いつも本当にありがとうございます!

 

みなさんもオリジナルTシャツなどを作成する機会がございましたら、ぜひ松下さんに相談してみてください。

 

 

Webストア(こちらでも取扱中!)